原田知世スペシャルライブ in Blue Note TOKYO


友人のゆきよんにお誘いいただいて

ブルーノート東京で原田知世のライブに行ってきました.



タイトルは、その名も「恋愛小説ツアー」。
彼女の最新アルバムのタイトルだそうです。



原田知世さんは、角川映画のヒロインで
人気アイドルだった、というイメージしかなかったので
こんなに歌が上手くて、雰囲気のある女優さんだとは知りませんでした。

あの頃たくさんのアイドルがいましたが
ほとんどが消えていたり、
バラエティーや通販番組のオバちゃんタレントになっていたりするなか

原田知世さんはこのポジションを確立していて、
永遠の少女さをキープしているのは凄いです。

そのへんに彼女の努力と知性を感じますねぇ…

ライブは、洋楽や邦楽のカバーから、
オリジナルまで幅広く歌ってくれました。

カバーの曲は丁寧に繊細に唄い、
オリジナルは伸びやかに唄い、
2ステージも続けてるとは思えないほど、新鮮な感じでした。


客席はほとんどが男性。
しかも中年。

たぶん推察するに
アイドル原田知世の追っかけファンの少年が
オッさんになってブルーノートに集ってきたのではないでしょうか…

私たちは音楽に身を委ねて気持ちよくなってるのですが
観客の7割は真剣にステージを見つめています。

それはまさに
かつての憧れのマドンナが
変わらずに可愛いままでいてくれたこと
夢心地でみつめる父親のような眼差し」でした。

アンコールの最後に、「皆さんに感謝して、心を込めて歌います」
といって名曲「時をかける少女」をギターだけで歌ってくれました。

私も素敵な曲で胸が一杯になりましたが、
周りのオッさん達は「オイ、泣いとるんちゃうか?」
と思うほどの集中力で、そこだけグッと濃密な時空になってました。

さっそくググってみたら、「時をかける少女」は、松任谷由実の作詞作曲でした。
さすが天才ユーミン♪


「抱きとめて~」、なんていうセリフが似合うのは
子リスのような永遠の少女だけですね、たぶん。

帰り道に友人のゆきよんと、

「あんな48歳みたことない!」
「周りにあれ系いない!われら類友か?」
「どうしたらあんな風になれるのか?」
「オンザ前髪が秘訣なのか?!」、などと、話しが盛り上がり

原田知世さんのマネや仕草など取り入れてみましたが
イマイチ具合悪いです。

つーことで、ジャズはJAZZでも、綾戸智絵さん系で私はいくことにします(*_*;

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