きんしゃい有田豆皿紀行

以前もリブランディングの話に興味があると投稿しましたが
有田焼のリブランディングプロジェクトの一環である
「きんしゃい有田豆皿紀行」というものがありました


「きんしゃい」というのは有田焼のある佐賀県では
「いらっしゃい」という意味の言葉だそうです

有田焼は日本ではじめて焼かれた磁器で400年続いているそうで
現在でも150社の窯元があるそうです

今回のプロジェクトは「大きな産地を小さな豆皿で見る」をテーマに
26の窯元が作った豆皿を紹介しています


同じ有田焼でも、手法や表現方法が全く違うので
いろいろな種類の豆皿があって、とても楽しいです

こちらは「柿右衛門」です

柿右衛門様式というのは、乳白色の磁器の余白を生かした
左右非対称の構図で日本画風の色絵を施した様式


柿右衛門は格式高くて、お値段もなかでは高級でした

他にも有田焼には古伊万里様式、鍋島様式があって
3つの伝統様式があるそうです

それぞれの窯元も顔写真付きで紹介がされていて
わかりやすかったです

こちらは蕎麦猪口の注文が殺到する「渓山窯」の作品です
繊細で素敵ですね


伝統的な様式もあれば、下の左側「224porcelain」や「やま平窯」のような
新しいモダンな陶器もあって、同じ有田焼でもさまざまなスタイルがあるんですね




豆皿は丸いものだけでなく、形も色もいろいろあって
女性はきっと、こういうの好きだと思います

有田焼のことも理解できて、お気に入りの豆皿があれば購入することもできます

今回は渋谷文化村のギャラリーでもイベントが開催され
絵付け体験ワークショップもあるそうなので
気になる人は詳細をご確認くださいね

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