映画「沈黙-サイレンス」

遠藤周作の「沈黙」が
マーティン・スコセッシ監督によって映画化されるとは
ずいぶん前から聞いていたのですが

いよいよ今週の土曜日に公開することなったようです


世界的に有名な映画監督のスコセッシ氏は
「タクシードライバー」とか「レイジングブル」などの代表作からもわかるように
暴力的な暗い世界で生きる男たちの映画が多くて

そんなイタリア系の巨匠と言われる映画監督が
なぜ日本のキリシタンに興味を持って
こんな地味な話を映画化しようとしたのか、不思議な気がしたのですが

映画予告や監督のインタビューを読むと
私たちと同じように小説に感動し、
弱き人間の姿や信仰について興味をもって
この小説を映像化したいと長いこと考えていたことが伝わってきて
胸が熱くなりました

今話題のアニメ―ション映画「この世界の片隅に」もそうですが
名もなき普通の人々が、大きな流れに翻弄されて
喜怒哀楽を交えながら懸命に生きた姿を

小説や映画は浮かび上がらせて
これまた名もなき私達の心を震わせてくれるのは凄いことだなぁと思います

最近めっちゃ忙しくて時間が取れそうにないのですが
なんとか映画を観に行こうと思います



コメント