「民藝展」の即売にいってきたよ

ハッ!と気がついたらもう9月ですね!
なんと今年も残り4ヶ月でビックリ仰天です

珍しく早く仕事が終わったので、
日本橋高島屋で開催中の「民藝展」の即売所をのぞいてきましたよ


民藝とは、プロダクトデザイナーとしても著名な柳宗理(やなぎそうり)の
お父さんでもある、思想家の柳宗悦(むねよし)が

「用の美」といって、
日常的な暮らしのなかで使われて親しまれてきた
日用品のなかにある美しさや良さを再発見する活動のことです

今回は時間もなかったので、
展示に隣接する即売会のほうをのぞいてきました。




一子相伝の小鹿田焼に、沖縄の壺屋焼が迎えてくれました

隣に並んだ琉球ガラスもいろいろなデザインや色があって、
味わい深くて、それでいてお手ごろ価格で
涼しげなたたずまいに、夏にはいっそう惹かれるものがあります

ほかにも砥部焼き、益子焼などもありましたよ





これなんて南仏の陶器と似ていますね!
かたちも自由で、のびやかでステキです

「布志名焼」というものらしいです





我が家にあるお気に入りのお皿も
因州の「牛ノ戸焼」というモノだと知りました
この釉薬の染め分けは手作業らしく、デザインが大胆でいいですね

陶器だけでなく、カゴや和紙小物、家具、テキスタイルなど
即売会では多岐にわたって商品がありました





民藝といえば、松本民芸家具ですがたくさんありました
こんなソファーセットも素敵ですね






今では「○○焼」なんて持ち上げられちゃっていますが
当時はなんてことのない日常品だったんだと思います

ただ今のようなファクトリーで大量生産の時代になると
ただ手作りなだけで希少品になってしまいますが
そもそもの民藝運動は、
もっとささやかな野の花をめでるような主旨だったと思うのです

だから、もし現代に柳さんが生きていたら、
無印良品やユニクロなども民藝認証していたかもしれませんね
  

期間:8/30~9/11
日本橋高島屋8階催事会場

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