人それぞれ

転職も繰り返し、引越しもたびたびで、
なんでもすぐ飽きちゃう
気持ちコロコロ七色変化のななちゃんなので
結婚生活も続けられるか自信がなかったのですが
かろうじて45年ほど続いています

結婚してよかったことは
自分の思い方や、考え方が
当たり前じゃないってことが体感できて、
胸落ちして理解できるようになったことですかね~

家族や親戚は、私が気がついたときからいるので
違うことも当たり前で、違和感をもつことはないわけです

はじめて幼稚園デビューしたときは
「社会はこんなにも違いに満ちているのか」
と衝撃が走ったのですが、

それでも十数年も生きているうちに
高校生ぐらいになれば、
違いを避けたり、違っていても分かったフリをして
うまくサバイブできるようになってくるし

また「類は友を呼ぶ」の法則で
似ている同士が自然と集まり、
仲のいい友人はだいたい似ていて、
違いを感じることが少なくなっていたところ

幼稚園以来の衝撃を与えてくれたのが夫でした

例えば、私はささいなことで
八つ当たりをしたり、キレたりするのですが

友人や家族も同じだったので、
それが人間のセオリーで、みんなもそうなんだと思っていました

でも夫はそれがない人でした

ある日、私が洗濯物が上手く取れなくて落ちてしまい
また洗濯することになったことにイラついて、
ベランダや夫に八つ当たりすると

その私を夫は、
UFOから降りてきた宇宙人をみるような目でみるので
なぜなのか、八つ当たりについて、どう思うのか聞いてみました

「洗濯物が落ちたっていう事実だけで
それが何で他のことにつながるのか意味がわからない」というのです

たしかに彼は何か「やっちまった!」ということがあっても
それはそこで終わり、他のことにその影響が波及しないのです

これは悪いことも、いいことも同じで

私は気分がいいと機嫌もよくなる、優しくなる、やる気がでる!
嫌なことがあると落ち込むし、八つ当たりもするし、自信喪失する

でも夫はいいときも、悪いときも変わらないのです

グラフでいうと横ばいです

こういう人もいるんだなーっていう理解と
人間は、自分のような人ばかりではないんだなー

自分の当たり前は、
当たり前じゃなんだなーっていうことがわかってきて
そうなると
職場や電車のなかでも、いろいろ見方が変わってきました

ちなみにこの話は
「夫は心が広い、善人」って話じゃないので!



あとこれは「フルーツブーケ」という
果物でできたアレンジメントで流行ってるそうです

今日は珍しくコラム風の投稿でしたー

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