「隈研吾展」に行ってきました

 しかし毎日暑いですな~
お元気ですか?(井上陽水風に)

この暑い中、竹橋の東京国立近代美術館で開催中の
隈研吾展に行ってきましたよ
隈研吾さんの建築といえば
こちらの木ですが
目の前にあるので、組み込みの仕組みがわかります
展示は基本、建築模型と説明、あと映像などでした

建築模型は意外なことに
手作り感満載で夏休みの図画工作っぽかったです
旬な話題の国際競技場の模型もありました

コンセプトの段階で、すでに座席の色がまだらなので
無観客に見えないようにするための配色ではなく
偶然の産物だったようですね
天井から吊るされている
大きな提灯みたいなのは
国立競技場のロビーにある照明ライトだそうです

東銀座の歌舞伎座は隈さんの作品だけど
大阪の新歌舞伎座も彼の作品だそうです
あれも、これも隈研吾さんの作品なんだ!って感じで
精力的に量産されておられることが分かります

これだけの数になると
大型のものはコンペもあるだろうけど
それ以外は単独の案件も多い気がしました

きっと事務所が営業力もあるんですね

高輪ゲートウェイ駅は断面模型があって
シルバニアファミリーの家を覗く感じで面白かったです
通過しかしていなかったので
一度は駅に下車してみたいな、と思いました
せっかくなので、上のフロアでやっている常設展もみてきました

そこは撮影NGだったので、写真はないのですが
横山大観、東山魁夷などの日本画の巨匠の名作が
ゴロゴロありました

8月で終戦記念日もあったからなのか
藤田嗣治の戦争画、しかも大作2点が展示していました

藤田定番の乳白色の絵ではなく
なんか強烈なダメージを与える作品で
きっと当時の日本軍に依頼されて描いたんだろうな
と推察できましたし、
やっぱ戦争反対!と思ってしまいました

それから、これはクラゲじゃなくて
隈研吾さんの茶室だそうです
2021年9月26日まで
東京国立近代美術館にて

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